S/PDIFは(Sony Philips Digital InterFace)、ソニー・フィリップス・デジタル・インターフェース、エスピーディーアイエフの事。
音声信号をデジタルで送るための規格。スピディフやデジタル端子とも呼ばれる。
デジタル信号はS/PDIFだけではなく、AES/EBUでも送れる。転送方式はどちらも同じだが、ケーブル等が違う。
S/PDIFの端子は2種類あり、オプティカル端子とコアキシャル端子がある。
送れる音声データは4種類に分けられる。
・DolbyDigital
・DTS
・AAC
・リニアPCM(2ch)
S/PDIFで送れるデータについて
前記でS/PDIFが送れるデータについて記述しましたが、それぞれ送れるデータに決まりがあるので記述しておきます。
DolbyDigitalは1から6.1チャンネルまで送れる。
リニアPCMは最大で2チャンネルまで送れる。
S/PDIFでは、最大で6.1チャンネルまでしか出力できず、DTS-HD、Dolby TrueHD、Dolby Atmos、DTS:Xなどの上位規格に対応していない。
なので、S/PDIFで上位規格を無理やり送ると、強制的にDolbyDigitalかDTSかリニアPCMに変換されてしまう。