
最近「じょしらく」というアニメを見ました。
このアニメは落語が題材となっているのですが、落語の締め言葉で「お後がよろしいようで」と言っていました。
私は、落語でよく聞く「お後がよろしいようで」ってどういう意味じゃ?と疑問に思ったので調べてみました。
「お後がよろしいようで」次の演者の準備が整ったという意味
落語や演劇で順番に登場するような舞台で使われる言葉らしいです。
でも、落語でストーリーを話した後に確認もせずに「お後がよろしいようで」と流れで言っているような気もするんですがね。
なんとなく意味を知っていて使用している人も素人には多いでしょう。
例えばYoutuberがノリで使用していることもあるでしょうし、テレビのバラエティー企画でとりあえず言ってるのをイメージできます。
疑問①順番が最後の演者はなんと言うのだろうか。
次の演者の準備が整った意味で使用している「お後がよろしいようで」は、次の演者がいる場合のみで使用するってこと。
じゃあ、順番が最後で次がいない時はなんと言うのだろうか。
順番が最後の人は「お後がよろしいようで」を言わないらしい
そりゃそうですよね。
プロの落語現場で意味を知らずに言っている人はいないでしょう。
最後のトリは締め言葉に「お後がよろしいようで」とは言わないみたいです。
自分が落語家だったら最後でも使ってしまいそう。
最後の人が「お後がよろしいようで」を使わないのはわかる。
ただ、万が一自分が落語家だったら緊張やテンパり、口癖で言ってしまいそうです。
あと最初にも書きましたが、TVやYoutubeの企画で落語的なものがあったら、最後の人に注目して今度から見るようにしてみたい。
そして、最後の人が「お後がよろしいようで」と使用してしまったら無知確定です。
余談、他の演者より順番が先の場合の挨拶
後ろに他の演者が控えている際に使う挨拶的な言葉がある。
それは。「お先に勉強させていただきました。」だそうです。
今度から’次の人に順番を回すときに私も使ってみようと思いました。余談です(笑)